明治期かと思われます。

  • 2018/04/15 17:49
  • Category: 日常
金沢市内のお宅から、展示参考品としてではありますが、雛人形を寄贈していただきました。

180415.jpg

明治42年に生まれた方が嫁入りの時に、持参したもの。
雛人形は女の子が生まれた時にお母さんの実家が贈ります。
というわけで、おそらく、明治42年ごろのもの。
一緒に伺った金沢くらしの博物館さまも、着物の状態などから、明治期であろうとのことでした。
当江戸村、建築系でありまして、まだまだ民俗分野は勉強不足。申し訳ないです。

180415-2.jpg

長らく、しまわれていたそうですが、状態はかなりよく
このたび、江戸村が引き取り、今後飾らせていただくことになりました。
作者名が書いてあるので、もう少し詳しく、この雛人形のルーツがわかるかもしれません。

180415-3.jpg

箱に年号とか、何か記されていないかなぁ~と思ったら、

180415-4.jpg

「杉四分」 「尺拾弐」
ということで、今のところ、箱に使われた材の材種、材寸(流通時)はわかりました。

お披露目は来年となりますので、クリーニングしてひとまず保管です。





スポンサーサイト

最近の旧平尾家は石

近頃の旧平尾家です。
素屋根の仮設が復活。ただし、屋根はまだ。

180412.jpg

中から見ると、こんな感じ。

180412-2.jpg

金沢の平士級の武家屋敷は敷地が土塀で囲まれており、旧平尾家でも版築土塀を復元します。
というわけで現在、表門&土塀の石積みの工事中です。

さて、こちらは切石積みの作業。
積み上げた時に、石がぴしっと並ぶよう削る位置を確認し、墨付けをします。

180412-3.jpg

写真は、完成間近の工程なので、ほぼ四角い石ですが、もともとはただの石。
石を積む位置の形状、ほかの石との兼ね合い、そして、石の持つ性質
様々な要因を踏まえながら、最初は大まかに形をとりながら削り、ある程度の大きさになってから
寸法・形状確認→墨付け→削る、この作業を繰り返します。

180412-4.jpg

石工さんの技術によって、ごつごつした石が、なんとも美しく線を描く。
感動ものです。




旧永井家のゲンカン土間

  • 2018/04/04 14:12
  • Category: 日常
先月、旧永井家のゲンカン土間を修繕しました。

180404-1.jpg

まずは、土間たたきの部分を解体。

180404-02.jpg

大量に土間土が必要というわけではないので、ふねに土や砂利などを入れて混ぜます。
「昔ながらのスタイルだよ」と左官やさん。
「昔ながら」=「機械で混ぜるのではなく、くわでせっせと混ぜる」ということです。

180404-03.jpg

職人さんだし、混ぜるのぐらい大したことないだろうと横で見ていましたが、見た目以上に重労働のようです。
もちろん、一ふねだけでは足りないので、この作業を何回か繰り返します。

そして、土間に土を敷いてたたく。最後にコテで押さえて完成です。

180404-04.jpg

そんなわけで、しばらくの間、どなたさまかの足形が残るのを阻止すべくゲンカン土間からは入れません。
ですので、正面ゲンカンから「お邪魔します」ではなく、横の座敷土縁や裏側の勝手口から、
「やぁ、ちょっとよらせてもらったよ」ぐらいな、とっても親しいご近所さん感覚で建物内をご見学ください。




新年度

  • 2018/04/01 14:38
  • Category: 日常
新年度。
ぴかぴかの一年生ではないけれど、なんだか楽しくなる季節。

江戸村のちび桜は満開。
180401-3.jpg

梅も、楽しめる。
180401-2.jpg

今年はさらに特別。雪もまだあるという奇妙な季節感が味わえちゃう。
180401.jpg

万年雪にしておくわけにもいかないので崩して溶けやすくします。

イベント盛りだくさんのシーズンがスタート。
キリリと気を引き締めて、皆さまに楽しんでいただけるよう、今年度も頑張ります。



なんとなく歴史的建造物一本みち

  • 2018/03/25 13:21
  • Category: 日常
「周遊」とか「めぐり」とか、回わって完結するような言葉が流行ってますが、
江戸村から、街中目指して、なんとなく道なりに進むと、

もと石川県第二中学校で、このたび重要文化財に指定された明治32年建築の金沢くらしの博物館さま
180325.jpg

これ、オススメの灯籠。
180325-3.jpg

そして、明治42年に建てられたもと陸軍兵器庫で、重要文化財の石川県立歴史博物館さま
同じく重要文化財、江戸末期1863年に建てられた御殿の成巽閣さま

最後に(勝手に終点にしました)、昭和3年に建てられた酒造業家の住宅である旧中村邸(中村記念美術館さま)
こちらは、金沢市指定保存建造物
180325-2.jpg

または、金沢城(重要文化財石川門などなど)

と、別にぐるぐる回らなくても、
ドライブがてらブーンとなんとなくまっすぐ行けば
江戸から昭和までの本物のイイ歴史的建造物を見学できます。

要するに、何が言いたいかというと、周遊とか、めぐりとか使うと、
江戸村のある湯涌は仲間はずれなので、忘れないでね、ってことです。


和傘サミット

  • 2018/03/21 11:29
  • Category: 日常
江戸村職員のなかでは、「和傘サミット」と呼んでいた17日(土)の和傘職人の皆さんによる実演。

すごい。この光景、感動。
180321.jpg

ヘヤの大きさなどの関係で、結構ランダムにみなさん座っていますが、
ピッシッと肩肘はってる実演でない感じが、ちょうどよい。

いつも江戸村で実演してくださる職人のみなさんのほか、
今回は、勉強会ということもあり岡山(倉敷)と岐阜(大垣)からも来ていただきました。

岡山の職人さん
180321-2.jpg

大垣の職人さん
180321-3.jpg

見学するほうとしては、テンションあがってウハウハ気分ですが、
まぁ、見てのとおり、みなさん寒かったようです。手を使うお仕事なのに、すいません。

江戸村では、上の写真のとおり、張りの作業を実演していただきましたが、
翌日は金沢職人大学校にて、岡山の職人さんを先生とした竹割の勉強会。
というわけで、ちょこっと見学させていただきました。
もともと、和傘制作は分業でしたが、需要の低下とともに、仕事の担い手が減り、
今では一人の職人が複数の作業をこなさなければいけない状況です。

ちょっとびっくりした、カンナの使いかた。
180321-5.jpg
カンナの向きが逆。カンナを手前に引いて使うのではなく、竹を転がして削ります。
これは、紙を張ったり、傘ですから閉じたり開いたりするわけで、
紙が破れないよう、手を傷つけないよう竹の先端の角を落とす作業の一つです。

そして、丸い竹をどんどん割ります。
もちろん、幅が一定にそろうように手首でくいっくいっと力の入れ方を加減します。
180321-4.jpg

写真は小骨を割っていますが、和傘の骨は、紙が張られている長い親骨と、
親骨とろくろをつなぐ短い小骨があり、それぞれ48本。
結構、大変です。

実は、一つの和傘ができあがるまでに、100あるとも言われる工程。
少しずつになってしまいますが、江戸村でも、それら工程を紹介できるようにしていきたいと思います。

実演してくださった職人の皆さま、ありがとうございました。
もしよければ、暖かい時期にもう一回、共演会お願いしますね。

そして、寒いなかお越しくださった皆さま、ありがとうございました。





こいのぼり募集中

  • 2018/03/10 11:06
  • Category: 日常
オリジナルこいのぼりづくり、参加受付中です。
先着順ではないので、往復はがきの必要事項の記入漏れがないか、
よ~く確認して、投函してくださいね。

今年はどんなこいのぼりが登場するかな。
0428-6.jpg

2m×90cmのキャンバスに描いてもらいますので、集中力必須です。
でも、楽しかったら、あっという間に描けちゃうかな。
0428-5.jpg

0428.jpg

というわけで、今年も、たくさんの皆さまと、笑いあり、涙ありの2日間を過ごせることを
楽しみにしています。

応募方法など詳しい内容については、
江戸村のイベントのおしらせでご確認をお願いします。


雪解けはいつでしょうか。

  • 2018/03/02 16:39
  • Category: 日常
金沢のまちなかは、だいぶ雪が溶けたっていうのに。
まだまだ楽しめる、この雪景色。
今週末、気温が上がるらしいから、雪解けは進むかな・・・

180302-2.jpg

江戸村園内の除雪機が使えないところも、まだまだこんな感じ。
そして、今年は特に雪吊りの縄が切れてしまうところがいくつか見られました。

180302.jpg

雪の重みに耐えられなくなって、プチッと切れてしまった縄たち。
雪吊りさん、お疲れ様。

まだまだ、雪に埋もれているところが多数ある江戸村ですが、通常開園してますよ。
180302-3.jpg

湯涌までの道は、車線幅もしっかり確保され、まちなかと同じように走行できます。
ただ、目に映る道路脇の雪の量が多いだけ。

今週末3月4日(日)に、ひな祭りコンサートを開催します。
気温もだいぶ高く、天気も良さそうなので、ちょっと江戸村、湯涌まで足を運んでみてはいかがでしょうか。
コンサートのあとは、甘酒のおもてなしもありますよ。

ひな祭りコンサート




理科のお勉強もできます。

  • 2018/02/23 12:49
  • Category: 日常
3センチ程度のふわふわ雪が積もった今朝。
除雪機を出すのも、大変なので、かるーく人力で雪かき。

そのあと。
日なたと日陰の地面の温度を比べてみよう!
みたいな一コマになりました。
180223-4.jpg

こっちも。
18223-2.jpg

ほらほら。くっきり、はっきり。
180223-3.jpg

小学校の先生方、江戸村にてぜひ温度計片手に太陽の熱の伝わり方の授業をどうぞ。
ただし、この現象が見られるのは、そのときのお天気と、江戸村職員の雪かきをがんばる範囲によります。

もちろん、一般の大人の方も、温度計持ちながらご見学いただいても、かまいません。
街なかに比べて寒いのが、数値にて明らかになるかと思います。




やっと、溶けてきました。

  • 2018/02/22 15:12
  • Category: 日常
溶けてきました。これでも・・・。

建物の雪に埋もれている感じが少しばかり減りました。
180222.jpg

道も広くなりました。
180222-2.jpg

ただ、雪捨て場にはたくさんの雪が圧雪として残ってるわけで、
これから、溶けるように少しずつ切り崩してます。
180222-4.jpg

春までに、雪、溶けるかな~。

Pagination

Utility

プロフィール

金沢湯涌江戸村

Author:金沢湯涌江戸村
江戸時代の加賀藩ゆかりの場所に立てられた民家を移築保存し、展示している野外民家博物館です。
金沢駅から車で40分ほど離れた湯涌温泉郷にあります。
里山と古民家をぜひお楽しみ下さい。

最新コメント

最新トラックバック