医王山麓伝承踊り

金沢市歴史遺産探訪月間(11月23日まで)にあわせ、
毎年恒例、医王山麓伝承踊りの共演会を開催しました。

まずは、金沢市指定無形民俗文化財 湯涌念仏踊り。
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そして、戸室はんた
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なんとなーく系統が似ているのわかりますか?
よーく見ると、踊り手の衣装が三種類。「男性」「既婚女性」「未婚女性」です。
そして、かけ声はどちらも「ハルワイナー」です。
湯涌念仏踊りは伝承どおりの復活、戸室はんたは途絶えてしまったこともあり、
民謡よりにアレンジされての復活という違いはあるので、
はっきりと言えませんが、似てる気がする。

そして、板屋兵四郎率いる辰巳用水工事チームの作業唄が復活した兵四郎節。
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唄って、踊って、穴掘ってというミュージカルではないので、当然踊りは平成に入ってからの創作です。
唄は、昭和54年に発見された文献がもと。
というわけで、現代のアレンジが加わったちょっと民謡に近い内容です。

最後は、二俣いやさか踊り。石川県指定無形民俗文化財です。
言い伝えによると、その発生起源は、源平合戦にまで遡っちゃいます。
踊りの名前の由来は、二俣が「ますます栄えるように」と名付けられたのだとか。
「いや(弥)=ますます」※weblio古語より。「いや栄踊り」なわけです。
で、踊りの種類はけっこうあって、男踊りと女踊り、さらに持つ道具で名前が変わります。

「菅笠踊り」
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「からかさ踊り」
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ほかにも、太刀踊り、鈴踊り、手踊り、扇踊りという現在では6種が伝承されてます。
江戸村では、会場の関係で一種類ずつですが、8月に二俣本泉寺で行われる盆踊りでは輪になって一斉に踊られます。
とうわけで、普段は空の下で踊っていらっしゃるのに、天井のある普通の室内で踊っていただくもんですから
太刀とか傘とかがたまに天井にぶつかってしまうという、なんとも申し訳ないです。
しかも、舞台の真ん中に柱立ってるし!

そんなこんなで、毎年恒例の伝承踊り、どうぞ今後ともよろしくお願いします。
お越しくださった皆さま、お忙しいなか踊りに来てくださった各保存会の皆さま、
ありがとうございました。






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お月見

ぽつっとしているのが、月。
昨日、無事にきれいな月夜のなかでお月見の夕べコンサートを開催しました。

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旧暦の8月15日が十五夜。旧暦に併せて開催するもんだから、9月になったり、10月になったり。
平日だったり、イベント感が増す休日だったり。でもさすがに、10月の夜はちょっと寒かったですね。
開催日への配慮ないですね、とおっしゃらず今後ともよろしくお願いします。

さて、寒いなぁという10月の平日の夜、しかも水曜日という週のド真ん中に開催したお月見の夕べ。

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今年は、オルガンジャズカルテットのM4さんとボーカルMami Takaiさんの特別編成ユニットで開催。
伝統的な土壁、茅屋根が音を吸収してしまうようで、ちょっと一筋縄ではいかない会場だったようですが、ステキでした。
普段とはちょっと違う、しっとりとしたひとときでした。

お越しくださった皆さま、そして演奏してくださったM4の皆さま、Mami Takaiさんありがとうございました。

みのりの茶会

今年で4回目となる、茶の湯文化学会金沢例会さんとのお茶会。
今回は「みのりの茶会」と題して開催。

打ち合わせで聞いていた、はさかけ。
どうなるのかなぁ~と思っていたら、前日準備で造園やさんがまさかの登場!
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今年の新米も登場。

そして当日、投げ入れをして完成。
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青竹と稲の香りがする、お座敷となりました。

さて、流派ごじゃまぜがウリとなっている茶の湯文化学会さんとの茶会。
今年は、道具の見立て:裏千家、お点前:宗和、お運び:宗和、水屋:表千家、裏千家、遠州、宗和となりました。
ただ、開催をお願いしている江戸村としては、各流派の先生方が水屋にいらっしゃるという、
毎度のことながら申し訳なく思うお茶会でもあります。
とはいえ、参加してくださった皆さまには、違いがおもしろいとご好評いただいております。
江戸村も各流派の先生方が毎年交代で担当してくださるので、楽しんでます。へへ。

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お越しくださったみなさま、そして茶会を開催してくださった茶の湯文化学会金沢例会の先生方
ありがとうございました。

たたみ

ザたたみ屋シルエット。
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畳の表替え作業の実演を開催しています。
古いからと、ぽいっと捨てるのではなく、畳の表を張り替えたり、床の傷んだ部分を補修してあげることで
長い間使い続けることができます。
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今日作業した畳も大正4年に畳の表替えをしたメモ書きありました。
ってことで、明治中頃に作られた可能性のある畳床。
一枚の畳を明治→大正→昭和→平成と職人さんたちの修繕リレーです。
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とはいえ、今の畳はほとんどが機械生産。
なかなか、手縫い作業を見る機会がありません。
とっても貴重な機会。

ご興味ある方、明日16日(日)、明後日17日(月)も開催していますので、
ぜひ、見に来てください。


GWミニこいのぼりづくり

大型連休後半、まずはミニこいのぼりづくりを開催しました。
4月のオリジナルこいのぼりは2mでしたが、今回は大きいもので5cm。
ミニです。

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千代紙の組み合わせや、目の書き方、しっぽの切り方で
ちっちゃいながらも、オリジナルのこいのぼりが完成。
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参加してくれた皆様、ありがとうございました。




4月のイベントおさらい②

4月の~と、タイトルで書いていますが、要するに大型連休の4月イベントまとめです。

4月30日に、ひっさしぶりに加賀友禅の実演をしていただきました。
なんといいますか、繊細な作業ですね、とあっさり言ってしまっては申し訳ないですが、
なんと集中力のいる作業。
それでも、お客様が来られると、丁寧にお話されているお姿、さすが、伝統工芸士!
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ぼかしの作業など、じーっと見入ってしまいます。
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そして、もうひとつ。畳縁の小物づくりを開催しました。
今まで、くるみボタンを利用したヘアゴムづくりが中心でしたが、畳コースターも仲間入りしました。
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大型連休とあって、普段の休日よりたくさんの皆さまにお越しいただきました。
ありがとうございます。
そして、講師をしてくださった加賀友禅作家の中出さん、畳職人の吉本さんありがとうございました。


4月のイベントおさらい①

4月22日、23日の2日間開催したオリジナルこいのぼりづくり。
今年もたくさんの方のご応募がありました。ありがとうございます。

さて、晴れてくれなきゃ困る2日間。
一日目は曇りで、ちょっと肌寒さの残る日となりましたが、
二日目は快晴!
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青空に、こいのぼりがよく映える。

講師をしてくださったのは、おなじみ、ミツル・カメリアーノさんと、宇吉さん。
いつも、ありがとうございます。
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このイベントの何より楽しいのが、参加してくれたみんなの発想の豊かさそして、こだわり。

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筆を使いましょうというルールは設けていません。
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そして、できあがったあとは、遊びます。
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すごいかっこいいサメのぼりを作ってくれました。
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毎年恒例の楽しいイベントとなっているため、来年度もたぶん開催します。
みなさま、どうぞまた、遊びに来て下さいね。





雛飾りづくり

繭玉を使った雛飾りづくりをしました。
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繭玉に和紙の着物を着せていきます。
頭となる繭のてっぺんがへこんじゃうハプニングも起きていましたが、ここは、簡単。

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難関は水引でつくる梅結び。
コツさえつかめば簡単だけど、そこまでがちょっと大変。
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でも、最後には皆さま素敵な雛飾りが完成していました。

ご参加下さった皆さま、講師の先生、ありがとうございました。
来週は雛祭りコンサートと甘酒のふるまいですよ~。




旧正月の団らん

タイトルからはわからないイベントですが、本日のイベントで何をやったかというと、

かきもち編み体験。
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こちら、保存会さま。プロたちです。
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そして塗り絵。オリジナルかきもちが簡単にできあがり。
ただし、食べられませんが。
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ご参加下さった皆さま、ありがとうございました。
そして、保存会さまが編んだかきもちたちは、園内の建物内で吊して乾燥させてます。

冬のちょっとしたくらしの光景をぜひご覧下さい。


あっというまに、大晦日。

大晦日は恒例、福茶のふるまい。
このイベント、福は自らの手で掴み取っていただくものとなっています。
というわけで、茶釜から福を招く豆と、邪気払いの山椒の入ったお茶を、柄杓で汲んでいただきます。

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↑写真は、大阪から帰省で来られたご家族。見事、福を掴み取りました!いいことあるよ。

さぁ明日はお正月。江戸村は休まず開園&大福茶のふるまいをします。
大福茶は江戸村職員が淹れさせていただきますのでご安心を。

また、江戸村の他にも金沢文化振興財団なかまでは、
ご近所湯涌夢二館さまや、まちなかの前田土佐守さま、老舗記念館さまが年末年始休まず開館しています。
皆様、ぜひ金沢文化施設共通観覧券とかでぐるっとされてみてはいかがでしょうか。

最後に、今年一年、たくさんの方にお越し頂きありがとうございました。
明日からの新年も、どうぞよろしくお願いします。

金沢湯涌江戸村Facebookでも、江戸村の日々を発信中。



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プロフィール

金沢湯涌江戸村

Author:金沢湯涌江戸村
江戸時代の加賀藩ゆかりの場所に立てられた民家を移築保存し、展示している野外民家博物館です。
金沢駅から車で40分ほど離れた湯涌温泉郷にあります。
里山と古民家をぜひお楽しみ下さい。

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