蚊帳がコサージュに

コサージュづくり開催です。
江戸村で、コサージュ。おいおいどうしたっていう字面。
やることなくて、苦肉の策で「コサージュ」というカタカナものを開催してしまった・・・
わけでは、ありません。

コサージュはもと、蚊帳(かや)。
昔のくらしで勉強するものが、おしゃれに変身。
いらないからって、捨てるんじゃなくて、リメイクして使えるよ
が、テーマの企画です。

親子で参加してくれました。
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こちら、講師の先生の針山。
かわいいたぬきの針山、かと思いきや
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育てていたイチゴを、たぬきに食べられた悔しさから、デザインされたとか。
ブラック感情からの産物・・・。

参加してくださった皆さま、講師の先生ありがとうございました。


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表具技術の実演

ちょっと本格的すぎる表具技術の実演を開催しました。
遊びに来てくださった、ほかの表具師さんからも、ここまでやってるとは!とのご感想いただきました。

「酸化還元反応」を使ったカビ取り。

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今回は、長時間たくさんの方に見ていただけるようにと、
筆で薬品をつける作業をしましたが、普段は筆で和紙を傷めないよう一気に薬品に浸すそうです。

さて、もう一つの実演が、裏打ち作業。
紙や布地の補強、矯正をするための、基礎作業です。
「肌裏・増裏・中裏・総裏」というそれぞれの工程があり、一つの工程が終わると養生させます。
そのため、ひとつの掛け物で一連の作業を見ていただくことができないため、
表具師さんに無理を言って、それぞれの工程を実演できるように、いくつかの掛け物を準備していただきました。

「風が敵」にもかかわらず、半分屋外の土間に沿ったヘヤで実演してもらったもんだから、
風で和紙がひらひらしてしまい、作業がしづらい、しかも、ちょっと暗いという状況で、やっていただいてます。
(職人さん、ほんとすいません。)

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丸包丁、登場。

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種類の異なる刷毛があるのわかりますか?

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糊刷毛、撫刷毛、打刷毛といって、それぞれ役割が異なります。
刷毛って”塗る”ためのもと思ってしまいますが、裏打ち作業には和紙を”打ち込む”作業があり、
そのための大きく分厚い刷毛があります。

そんなこんなで、丸一日、本紙をいかに掛け軸として仕上げていくのか、
工程の一部を実演していただきました。
これでも、ほんの一部。
掛け軸は一日では完成せず、一幅に3ヶ月、もしくは、それ以上必要なときもよくあるのだとか。

本紙、補強に使う和紙、布地などそれぞれの特徴を考慮し、一つの作品として成り立つための
美術知識やセンスなどなど、ちょっと一筋縄じゃいかない職人技を堪能できた一日となりました。

普段、なかなか見られないということもあり、じっくり見てくださった方もいたり、
表具師さんによる、掛け軸の扱い方講座が突然開催されたりと、いい交流会になっている時も。
ご来園くださった皆さま、慣れないところで実演してくださった表具師さん、ありがとうございました。



凧と和傘

凧つくりました、あげました。

絵を描いて

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組み立てて

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あげる。

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講師をしていただいた日本海内灘砂丘凧の会さまの前で「凧を飛ばす」と言ったところ、しっかり訂正していただきました。
凧は揚げます。

江戸村は風がけっこう強いので、風上に向かって走らなくても楽々、凧があがります。
慣れてきたら、ちょっと気を抜いても大丈夫。

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今年は、木に絡まったり、屋根にひっかかったり、田んぼに落ちたりすることなく、
無事、終了しました。

そのほか、和傘の制作実演も開催。
今日は「かがり」です。

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こちらは、金沢の和傘を修理するための解体作業。
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昔のものを扱うと、学べることがたくさんあります。
今と違うところや、地域で違うところとか。

さて、新緑がとってもきれいな季節。
来週は、表具師さんに来ていただいて、掛け軸ができるまでの工程を実演していただきます。
知るとかなり奥深い表具の技術。江戸村、初開催です。
皆さま、ぜひお越しください。


こどもの日

風は強かったけど、一日よいお天気でした。

出張カフェをしてくださった「ゆずオレンジ」さん
ゆずサイダーが一番人気でした。
江戸村にて制作した看板に、「名物」ってちゃっかり書かせていただいてます。

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さて、5日に開催したイベントは、というと、

その1
大型連休期間、二度目の開催となった畳屋さんによる畳縁の小物づくり。

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コースターは、天然い草と、色のついた化繊のものを用意してますが、天然い草が一番人気。
みんな、何気なく本物を選んでいます。

その2
いつ見ても楽しい、江戸からくり

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最近、なんでも自動化が進んでるけど、江戸時代からお茶は、からくり人形が運んでくれます。
しかも、ぜんまい式という、電気をつかわないエコな動力。

いつでも体験できますが、旅人姿に変身できちゃうコーナーも人気。

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その3
イロリ端のお話会は、今回からちょっと新しい試みをスタート。
昔ばなしに出てくる道具や、描かれている道具を実際に見ながら、お話を聞けるように、道具も合わせて展示しました。

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笠を被りながら、笠地蔵を聞いたり、たぬきはこれに化けますと、茶釜をご紹介、
大判小判ざっくざくのところでは、「あっ、これが千両箱で~す」と、千両箱を実際に見てもらったり。
当分このスタイルでお話会を開催しますので、皆さまおつきあいください。

さて、行楽シーズンまっただ中の5月。
今後も、凧づくりや、和傘、表具の実演など、イベントはまだまだ続きます。
皆さま、引き続き、遊びに来てくださいね。




こいのぼりと菖蒲

1週間ほど前の、かなりでっかい、こいのぼりから一転、
今日と明日は、ミニこいのぼりづくりを開催。

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どのくらいミニかっていうと、手のひらにちょこんと乗るサイズ。
作る時間は10分弱と、とっても簡単。

みんなひとつひとつ丁寧に作業をしてくれました。
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そしてもう一つ。
ちょっと地味な気もありますが、昔はこんな感じ。
本物の菖蒲の葉っぱですよ~。
5月5日まで挿してますので、ぜひ。
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今日は遠方からのお客様もちらほら。
皆さま、お越しいただきありがとうございました。


今日は加賀友禅

今日は加賀友禅の制作実演。
この近さで、見学できます。
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時間があれば、じっくり教えてもらえます。
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こうやってすごい間近で説明聞けるのも江戸村の制作実演の良さ
(と勝手に思ってます)
実演をしていただいた中出さんは湯涌のご近所に工房を構えていらっしゃる山仲間。
今日は、四つ身の制作実演をしてくださいました。

そして昨日に続き、紙漉き体験も開催。
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こちらも、昨日に引き続き、お散歩。
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今日は、お天気もよく、お散歩日和。
お越しくださった皆さま、ありがとうございました。
明日は大型連休前半戦の最終日。畳縁の小物づくりを開催します。
皆さまのご参加、お待ちしております。



紙漉き体験スタート

江戸時代、加賀藩に和紙を納めていた二俣地域から移築された紙漉き農家で、かつ
国指定重要有形民俗文化財に指定されている旧園田家にて二俣和紙の紙漉き体験を開催しました。
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さて、紙漉きの紙料となる楮。園内の楮はまだ小さな葉っぱが出てきたばかり。
ここから一年かけて大きくなったものを紙料として、初冬に刈り取ります。
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みつまたも、葉っぱが出てきました。
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大型連休ですが、比較的のんびりできる江戸村です。
キジもおさんぽ。
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明日は、紙漉き体験だけでなく、加賀友禅の作家さんに来ていただき、制作実演も開催します。
大型連休中、イベント盛りだくさん。皆さまのお越しをお待ちしております。



オリジナルこいのぼりをつくろう

4月21日、22日の二日間、「オリジナルこいのぼりをつくろう」を開催しました。
うれしいことに、毎年お天気に恵まれるこのイベント。
でも、今年はちょっと暑すぎでした。

そんな暑い中ではありましたが、たくさんのカラフルこいのぼりができあがりました。
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こいのぼりの開き。天日干し中。
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思い思いに描くのもよし。なかなかまねできない思い切りのよさ。
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手のひらスタンプは、恒例。
ぺたぺた手形を押すのが楽しのか、手のひらに絵の具を塗るのが楽しいのか。
みんな違っておもしろい。
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江戸村の茅葺き農家がいい感じで背景になります。
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自分たちの身長をはるかに超える2mの大物。
それが空を泳ぐんだから、楽しい。
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参加してくださった皆さま、ありがとうございました。
江戸村に初めて来たという方もいらっしゃったようで、今後とも、よろしくお願いします。


お正月飾り

大雪となってしまいましたが、お正月飾り作りを開催しました。
文字通り、雪をかき分け起こしくださった皆さま、ありがとうございます。

毎年恒例となったお正月飾り。稲わら飾りと、竹盆栽です。
稲わら飾りは、稲、ひょうたん、二俣和紙がメイド・イン・江戸村です。

ひょうたんに筆で一文字。緊張の瞬間。
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今年も、きれいに実った稲に水引を結びます。
稲わら飾りは、稲、水引、ひょうたん、和紙、なんば、などを使います。
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竹盆栽も、松、梅、南天、ヤブコウジ、葉牡丹をお好みで植え付けます。
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そして、保存会さんが出してくれた、おやつ。
素朴な味わいの「かきもち」がおいしい。いろりも、あったかい。
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オリジナルのお正月飾りで、ぜひステキなお正月をお過ごしください。
ついでに言うと、江戸村は年末年始休まず開園していますので、ひまだな~と思ったら、
ぜひ江戸村まで遊びに来てくださいね。


医王山麓伝承踊り

金沢市歴史遺産探訪月間(11月23日まで)にあわせ、
毎年恒例、医王山麓伝承踊りの共演会を開催しました。

まずは、金沢市指定無形民俗文化財 湯涌念仏踊り。
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そして、戸室はんた
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なんとなーく系統が似ているのわかりますか?
よーく見ると、踊り手の衣装が三種類。「男性」「既婚女性」「未婚女性」です。
そして、かけ声はどちらも「ハルワイナー」です。
湯涌念仏踊りは伝承どおりの復活、戸室はんたは途絶えてしまったこともあり、
民謡よりにアレンジされての復活という違いはあるので、
はっきりと言えませんが、似てる気がする。

そして、板屋兵四郎率いる辰巳用水工事チームの作業唄が復活した兵四郎節。
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唄って、踊って、穴掘ってというミュージカルではないので、当然踊りは平成に入ってからの創作です。
唄は、昭和54年に発見された文献がもと。
というわけで、現代のアレンジが加わったちょっと民謡に近い内容です。

最後は、二俣いやさか踊り。石川県指定無形民俗文化財です。
言い伝えによると、その発生起源は、源平合戦にまで遡っちゃいます。
踊りの名前の由来は、二俣が「ますます栄えるように」と名付けられたのだとか。
「いや(弥)=ますます」※weblio古語より。「いや栄踊り」なわけです。
で、踊りの種類はけっこうあって、男踊りと女踊り、さらに持つ道具で名前が変わります。

「菅笠踊り」
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「からかさ踊り」
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ほかにも、太刀踊り、鈴踊り、手踊り、扇踊りという現在では6種が伝承されてます。
江戸村では、会場の関係で一種類ずつですが、8月に二俣本泉寺で行われる盆踊りでは輪になって一斉に踊られます。
とうわけで、普段は空の下で踊っていらっしゃるのに、天井のある普通の室内で踊っていただくもんですから
太刀とか傘とかがたまに天井にぶつかってしまうという、なんとも申し訳ないです。
しかも、舞台の真ん中に柱立ってるし!

そんなこんなで、毎年恒例の伝承踊り、どうぞ今後ともよろしくお願いします。
お越しくださった皆さま、お忙しいなか踊りに来てくださった各保存会の皆さま、
ありがとうございました。






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プロフィール

金沢湯涌江戸村

Author:金沢湯涌江戸村
江戸時代の加賀藩ゆかりの場所に立てられた民家を移築保存し、展示している野外民家博物館です。
金沢駅から車で40分ほど離れた湯涌温泉郷にあります。
里山と古民家をぜひお楽しみ下さい。

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