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和傘サミット

  • 2018/03/21 11:29
  • Category: 日常
江戸村職員のなかでは、「和傘サミット」と呼んでいた17日(土)の和傘職人の皆さんによる実演。

すごい。この光景、感動。
180321.jpg

ヘヤの大きさなどの関係で、結構ランダムにみなさん座っていますが、
ピッシッと肩肘はってる実演でない感じが、ちょうどよい。

いつも江戸村で実演してくださる職人のみなさんのほか、
今回は、勉強会ということもあり岡山(倉敷)と岐阜(大垣)からも来ていただきました。

岡山の職人さん
180321-2.jpg

大垣の職人さん
180321-3.jpg

見学するほうとしては、テンションあがってウハウハ気分ですが、
まぁ、見てのとおり、みなさん寒かったようです。手を使うお仕事なのに、すいません。

江戸村では、上の写真のとおり、張りの作業を実演していただきましたが、
翌日は金沢職人大学校にて、岡山の職人さんを先生とした竹割の勉強会。
というわけで、ちょこっと見学させていただきました。
もともと、和傘制作は分業でしたが、需要の低下とともに、仕事の担い手が減り、
今では一人の職人が複数の作業をこなさなければいけない状況です。

ちょっとびっくりした、カンナの使いかた。
180321-5.jpg
カンナの向きが逆。カンナを手前に引いて使うのではなく、竹を転がして削ります。
これは、紙を張ったり、傘ですから閉じたり開いたりするわけで、
紙が破れないよう、手を傷つけないよう竹の先端の角を落とす作業の一つです。

そして、丸い竹をどんどん割ります。
もちろん、幅が一定にそろうように手首でくいっくいっと力の入れ方を加減します。
180321-4.jpg

写真は小骨を割っていますが、和傘の骨は、紙が張られている長い親骨と、
親骨とろくろをつなぐ短い小骨があり、それぞれ48本。
結構、大変です。

実は、一つの和傘ができあがるまでに、100あるとも言われる工程。
少しずつになってしまいますが、江戸村でも、それら工程を紹介できるようにしていきたいと思います。

実演してくださった職人の皆さま、ありがとうございました。
もしよければ、暖かい時期にもう一回、共演会お願いしますね。

そして、寒いなかお越しくださった皆さま、ありがとうございました。





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金沢湯涌江戸村

Author:金沢湯涌江戸村
江戸時代の加賀藩ゆかりの場所に立てられた民家を移築保存し、展示している野外民家博物館です。
金沢駅から車で40分ほど離れた湯涌温泉郷にあります。
里山と古民家をぜひお楽しみ下さい。

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