FC2ブログ

兼六小学校さまご来園

  • 2018/06/07 17:00
  • Category: 日常
兼六小学校の3年生が見学に来てくれました。

180607.jpg

昔の道具と今の道具の違い、
そして町家と農家、それぞれ住む人、地域が違うとどう違うのか。
みんなの違いを発見する力には驚きます。

180607-2.jpg

よく観察してる。
教えているようで、実は職員も教わっています。


表具技術の実演

ちょっと本格的すぎる表具技術の実演を開催しました。
遊びに来てくださった、ほかの表具師さんからも、ここまでやってるとは!とのご感想いただきました。

「酸化還元反応」を使ったカビ取り。

180528.jpg

今回は、長時間たくさんの方に見ていただけるようにと、
筆で薬品をつける作業をしましたが、普段は筆で和紙を傷めないよう一気に薬品に浸すそうです。

さて、もう一つの実演が、裏打ち作業。
紙や布地の補強、矯正をするための、基礎作業です。
「肌裏・増裏・中裏・総裏」というそれぞれの工程があり、一つの工程が終わると養生させます。
そのため、ひとつの掛け物で一連の作業を見ていただくことができないため、
表具師さんに無理を言って、それぞれの工程を実演できるように、いくつかの掛け物を準備していただきました。

「風が敵」にもかかわらず、半分屋外の土間に沿ったヘヤで実演してもらったもんだから、
風で和紙がひらひらしてしまい、作業がしづらい、しかも、ちょっと暗いという状況で、やっていただいてます。
(職人さん、ほんとすいません。)

180528-2.jpg

丸包丁、登場。

180528-4.jpg

種類の異なる刷毛があるのわかりますか?

180528-5.jpg

180528-6.jpg

糊刷毛、撫刷毛、打刷毛といって、それぞれ役割が異なります。
刷毛って”塗る”ためのもと思ってしまいますが、裏打ち作業には和紙を”打ち込む”作業があり、
そのための大きく分厚い刷毛があります。

そんなこんなで、丸一日、本紙をいかに掛け軸として仕上げていくのか、
工程の一部を実演していただきました。
これでも、ほんの一部。
掛け軸は一日では完成せず、一幅に3ヶ月、もしくは、それ以上必要なときもよくあるのだとか。

本紙、補強に使う和紙、布地などそれぞれの特徴を考慮し、一つの作品として成り立つための
美術知識やセンスなどなど、ちょっと一筋縄じゃいかない職人技を堪能できた一日となりました。

普段、なかなか見られないということもあり、じっくり見てくださった方もいたり、
表具師さんによる、掛け軸の扱い方講座が突然開催されたりと、いい交流会になっている時も。
ご来園くださった皆さま、慣れないところで実演してくださった表具師さん、ありがとうございました。



表具師さんの実演は5/27(日)

  • 2018/05/25 17:28
  • Category: 日常
掛け軸ができるまでを江戸村で実演してほしいです。

旧平尾家移築工事でお世話になった表具師さんに、ご相談したらすんなりOKいただきまして、
あさって、5月27日(日)に江戸村で、掛け軸ができるまでを実演していただくことになりました。
そしてなんと、実演より一足はやく、掛け軸に必要な材料や、資料など
たくさん持ってきてくれました。

180525.jpg

180525-2.jpg

歴史的建造物の修復では、襖修繕などに欠かせない表具師さんですが、
工事現場での作業がないため、江戸村でも、なかなか作業の様子を見ることができません。
さらに、屏風や掛け軸を扱うことからわかるように、
日本画など絵画作品を作品として鑑賞するための装幀をされる美術系の職人さん。

非常にデリケートな作業なのですが、江戸村で見ることができるんですよ!
すごいでしょ。というわけで、
皆さま、明日26日は江戸村に置いてってくれた資料で予習、27日は実際に作業を間近で見学という
2日間コースでの江戸村ご来園をおすすめいたします。





湯涌時間

  • 2018/05/24 12:13
  • Category: 日常
アヤメが咲きました。
先日の黄色か、紫か問題の、紫のほう。

180524.jpg

アヤメもきれいだけど、湯涌の田んぼ、きれいです。
田植えが終わって、ちょっと稲が育ってきて、水の光沢の中に稲の柔らかな緑。
のどかだなぁ。

180524-2.jpg

こんなときオススメなのが、旧野本家からの風景。

180524-3.jpg

室内の暗さが、田んぼをよりドラマチックにしてくれます。
遠くに、お社の鳥居が見えるもんだから、いっそうしびれます。
一見の価値あり。


凧と和傘

凧つくりました、あげました。

絵を描いて

180520.jpg

組み立てて

180520-2.jpg

あげる。

600.jpg

講師をしていただいた日本海内灘砂丘凧の会さまの前で「凧を飛ばす」と言ったところ、しっかり訂正していただきました。
凧は揚げます。

江戸村は風がけっこう強いので、風上に向かって走らなくても楽々、凧があがります。
慣れてきたら、ちょっと気を抜いても大丈夫。

180520-5.jpg

今年は、木に絡まったり、屋根にひっかかったり、田んぼに落ちたりすることなく、
無事、終了しました。

そのほか、和傘の制作実演も開催。
今日は「かがり」です。

180520-3.jpg

こちらは、金沢の和傘を修理するための解体作業。
180520-4.jpg

昔のものを扱うと、学べることがたくさんあります。
今と違うところや、地域で違うところとか。

さて、新緑がとってもきれいな季節。
来週は、表具師さんに来ていただいて、掛け軸ができるまでの工程を実演していただきます。
知るとかなり奥深い表具の技術。江戸村、初開催です。
皆さま、ぜひお越しください。


じめじめの一日。

  • 2018/05/17 13:50
  • Category: 日常
昨日、きいろだっけ、むらさきだっけ
なぁんて、話をしていたら、今日、咲きました。

180517.jpg

ここは、きいろが正解。

ひょうたん、植えました。
気が向いたら、観察日記、書こうと思います。

180517-2.jpg

農家ゾーンでは、藤の花が咲いてます。
残念ながら、旧園田家裏の花菖蒲たちは、まだ咲く気配がありません。

0517-3.jpg

園内、徐々に夏っぽい空気になってきました。
江戸村にお越しの際は、水分補給を忘れずに。


田植えをしました。

  • 2018/05/09 11:07
  • Category: 日常
連休が終わるとやってくるのが田植え。

あらかじめ、代かき(田起こしして苗を植えやすく土を砕いて水を張った状態)をしておいた田んぼに型を付けます。
180509.jpg

昔ながらの手法では、糸を張ったり、櫛みたいなものを使ったり、田植え枠を使ったりと、稲を植える目印を付けますが、
このミニ田んぼでは、たて、よこ格子状に板をザクっと差し込む簡単な方法。

そして、田植え。
180509-2.jpg

あっというまに、終了。
180509-4.jpg

お手伝いに行ったにもかかわらず、ほとんどの苗を保存会のお二人がささっと植えてしまうという
いつものパターンではありました。

さて、ちょっと昔の湯涌のくらしも教わりましたよ。

・湯涌地域は、昔といっても60年ぐらい前は、5月の終わりに田植えをしていた。
・子供のころ、朝の5時頃から田植えをさせられた。
・朝、起きられなくて「さつきだというのにまだ寝てるんかー」って怒られた。
・朝の8時頃に、こびるとして、ほお葉めしを食べた。

皆さま、江戸村にお越しの際は、今後お正月飾りになるであろう稲の生長を、
あたたかく見守っていただければと思います。


こどもの日

風は強かったけど、一日よいお天気でした。

出張カフェをしてくださった「ゆずオレンジ」さん
ゆずサイダーが一番人気でした。
江戸村にて制作した看板に、「名物」ってちゃっかり書かせていただいてます。

180506-5.jpg

さて、5日に開催したイベントは、というと、

その1
大型連休期間、二度目の開催となった畳屋さんによる畳縁の小物づくり。

180506.jpg

コースターは、天然い草と、色のついた化繊のものを用意してますが、天然い草が一番人気。
みんな、何気なく本物を選んでいます。

その2
いつ見ても楽しい、江戸からくり

180506-2.jpg

最近、なんでも自動化が進んでるけど、江戸時代からお茶は、からくり人形が運んでくれます。
しかも、ぜんまい式という、電気をつかわないエコな動力。

いつでも体験できますが、旅人姿に変身できちゃうコーナーも人気。

180506-3.jpg

その3
イロリ端のお話会は、今回からちょっと新しい試みをスタート。
昔ばなしに出てくる道具や、描かれている道具を実際に見ながら、お話を聞けるように、道具も合わせて展示しました。

180506-4.jpg

笠を被りながら、笠地蔵を聞いたり、たぬきはこれに化けますと、茶釜をご紹介、
大判小判ざっくざくのところでは、「あっ、これが千両箱で~す」と、千両箱を実際に見てもらったり。
当分このスタイルでお話会を開催しますので、皆さまおつきあいください。

さて、行楽シーズンまっただ中の5月。
今後も、凧づくりや、和傘、表具の実演など、イベントはまだまだ続きます。
皆さま、引き続き、遊びに来てくださいね。




こいのぼりと菖蒲

1週間ほど前の、かなりでっかい、こいのぼりから一転、
今日と明日は、ミニこいのぼりづくりを開催。

180503.jpg

どのくらいミニかっていうと、手のひらにちょこんと乗るサイズ。
作る時間は10分弱と、とっても簡単。

みんなひとつひとつ丁寧に作業をしてくれました。
180503-2.jpg

そしてもう一つ。
ちょっと地味な気もありますが、昔はこんな感じ。
本物の菖蒲の葉っぱですよ~。
5月5日まで挿してますので、ぜひ。
180503-3.jpg

今日は遠方からのお客様もちらほら。
皆さま、お越しいただきありがとうございました。


つかの間の、通常業務

  • 2018/05/02 15:19
  • Category: 日常
連休に挟まれての平日。

前半三連休をイベントで慌ただしかったため、つかのまの休息・・・
180502.jpg

というわけには、いきません。
月初めということで、事務処理などなど職員は大忙し。

湯涌江戸村保存会の皆さまは、朝から草刈りです。

180502-2.jpg

雪がやっと溶けたと思ったら、今度は雑草たちとの戦いです。
暑い時期は草刈り、寒い時期は除雪作業。保存会の皆さまには、いつも助けられてます。

180502-3.jpg

明日からの連休は、ちょっと憂鬱な雨の日スタートになりそうですが、
きれいさっぱり草刈りされた江戸村は、さわやかに皆さまをお迎えできるハズ。
3日・4日はミニこいのぼりづくり
5日は江戸からくり、畳縁の小物づくり、イロリ端のお話会、ゆずオレンジ出張カフェ
と、相変わらずイベント盛りだくさん。
3~5日は端午の節句の軒先飾りも登場します。
皆さまのお越しをお待ちしています。



Pagination

Utility

プロフィール

金沢湯涌江戸村

Author:金沢湯涌江戸村
江戸時代の加賀藩ゆかりの場所に立てられた民家を移築保存し、展示している野外民家博物館です。
金沢駅から車で40分ほど離れた湯涌温泉郷にあります。
里山と古民家をぜひお楽しみ下さい。

最新コメント

最新トラックバック